

「遠距離恋愛」という作品のテーマを直接的に描写するのではなく、「空」「時間」「距離」といった要素を抽象的に表現することで、作品が持つ繊細で深い空気感を補強するロゴデザインを目指しました。
落ち着いた印象を与える明朝体をベースにしながら、文字の一部をかすれさせたり、消えかけたようなニュアンスを入れる「静かに滲むような処理」を施しています。これにより、派手な悲しさではなく、時間の経過とともに積もっていく想いや、誰にも見せずに押し殺してきた寂しさ、じりじりと募る感情を表現しました。
また、「積」の文字には線の一部を長く伸ばすアクセントを加えています。積み重なる日々や、離れていても繋がっている二人の関係性を意識しつつ、二人の想いが重なる未来を感じられる形状にすることで、デザイン全体が重くなりすぎないよう工夫しました。

