
アンソロジー企画の小説タイトルとしてご依頼いただきました。
作品の舞台である竹林の露天風呂と朝風呂の時間をイメージし、温かさがにじむロゴデザインに仕上げました。
全体のシルエットは湯煙がゆったりと立ちのぼるような流れを意識しております。
タイトルの「湯煙=隠すもの」「傷=隠せないもの」という対比を、ロゴの表現として特に意識しています。直接「傷」という言葉は含まれていませんが、周囲に傷痕を思わせるモチーフを配置することで直感的に感じられるようにしました。
また、一部にすりガラスのようなぼかしを乗せることで、湯煙に包まれた空気感・完全には隠しきれないものを表しています。背景部分は完全な黒ベタではなくテクスチャを重ねることで、重たい印象になりすぎないよう調整し蒸気が立ちのぼるような空気感を表現いたしました。

